XC-Connect Ver 1.2.0を公開しました

バージョンの更新

XC-Connectのバージョンを1.2.0に更新しました。
デベロッパーサイトのXC-Connectダウンロードページよりインストーラーをダウンロードしてください。
※ダウンロードするためにはデベロッパーサイトのアカウント登録が必要です。

XC-Connect蓄積データの加工機能

機器設定の「Technotree」に「XC-Connectデータ連携」を追加しました。
XC-Connectの機器設定で蓄積されたデータ同士の連結を行った加工データの取得や、蓄積データの集計を行ったデータを取得することができるようになりました。
取得したデータは転送設定にて指定の接続先に転送を行うことが可能です。

XC-Gate.V3への実績転送機能

転送設定の「Technotree」に「XC-Gate.V3 実績データ」を追加しました。
本機能により、XC-Connectで蓄積したデータをConnectタグを使わなくてもXC-Gate.V3の実績値としてデータ登録をすることができるようになりました。

転送可能なタグは下記になります。
入力タグ、数値タグ、日付タグ、時間タグ、時刻タグ、一覧タグ、確認タグ、承認タグ、選択タグ

保存データの最適化

機器取得の保存データ内のキャッシュや実行履歴のクリア機能を追加しました。
機器設定の取得情報の設定画面にて「保存データの最適化」ボタンからデータに蓄積されているキャッシュや実行履歴のクリアを行い、容量を削減する機能を追加しました。
※実行には機器設定が実行されていない状態でボタンを押下していただく必要があります。

転送項目数式で関数を追加

転送項目設定で下記の関数を追加しました。
■論理
・FALSE : 常にFALSEを返します。
・NZ : 引数を評価し、NULL以外の値があればそれを返します。
■文字列操作系
・TRIM : 文字列の両端のスペースを削除し、文字列の途中に存在する連続スペースを一つのスペースに置き換えます。
・TEXT : 数値を指定した書式に変換して返します。(※対応しているフォーマットはマニュアルの関数ページを確認下さい。)

転送項目数式で関数の説明文を追加

転送項目設定で下記の関数の数式説明文を追加しました。
・DATEVALUE
・TIMEVALUE
・EPOCDATEVALUE
・EPOCTIMEVALUE

読み込みファイルのキャッシュ対策

JS,CSSの読み込み用のリンクにバージョンとリリース日を追加しました。
読込ファイルがブラウザにキャッシュされていた場合もバージョンアップ時に最新のファイルが取得されるようにしました。

システム定期クリーンアップ処理

出力されているログファイルを7日保持し定期的に削除するように機能を追加しました。

プラグインの更新

・XCC-GENERAL(共通モジュール)

ファイル名を「xcc_general_v1.jar」を選択し、登録することで「XCC-GENERAL(共通モジュール)」のプラグインがバージョンアップされます。
ファイルバージョンを「1001」から「1002」に変更しました。
プラグイン更新内容の概要
・転送設定 通信間隔の項目名の変更(変更後:転送データの確認間隔)
・SNMP 機器データ設定画面 画面のレイアウトに項目グループのタイトルがなかったため修正

・汎用 CSVファイル

ファイル名を「xcc_csv_v1.jar」を選択し、登録することで「汎用 CSVファイル」のプラグインがバージョンアップされます。
ファイルバージョンが「1001」から「1002」に変更しました。
プラグイン更新内容の概要
・転送設定 通信間隔の項目名の変更(変更後:転送データの確認間隔)

・汎用 データベース(JDBC)

ファイル名を「xcc_database_v1.jar」を選択し、登録することで「汎用 データベース(JDBC)」のプラグインがバージョンアップされます。
ファイルバージョンが「1001」から「1002」に変更しました。
プラグイン更新内容の概要
・機器設定 データ取得の際のSQLステートメントの解放処理の追加
・機器設定 取得処理のSQL記載で持ち越しデータの型指定設定の追加
・機器設定 取得情報の設定画面の持ち越しデータのヘルプの表示を初期表示でオンに変更
・転送設定 通信間隔の項目名の変更(変更後:転送データの確認間隔)
・転送設定 転送機能に日付の項目データの転送を追加
( date , time without timezone , timestamp without timezone )
・転送設定 転送先テーブルのスキーマ指定の際に、囲み文字の指定を行えるよう機能追加

不具合修正

・機器設定から転送設定一覧へ画面遷移した際に、起動している機器設定を表示しないように修正しました。
・取得項目の初期化処理をした際に、日付タグ、時刻タグ、時間タグの日時系のデータを一覧に追加した際、「値の形式」の初期選択が「文字」になっていたため、「数値」が選択されるよう修正しました。
・タグ設定でEXCEL出力の際に条件プロパティの値が文字列の場合、シングルクォーテーションで囲まれて出力されるよう修正しました。
・キーワード検索にてヒットした背景色が黄色の文字のフォントが小さくなっていたため修正しました。
・XCC内のデータ抽出条件で限界値が行表示の条件が1000件未満から1000件以内に変更しました。
・機器設定から転送へのデータ出力の判断条件で、通信間隔が長い場合(1Hなど)に設定より短く転送されていたため、正常に動作するよう修正しました。
・転送設定で項目の設定値を参照した際、データ読み込み結果がnullだった場合に初期値設定がされていなかった不具合を修正しました。